ロープロファイルメカニカルキーボード「IQUNIX MQ80」の打鍵感が異次元すぎた

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打鍵感の良いロープロファイルメカニカルキーボードを使ってみたい。そんな想いでKeychron K3 Pro、NuPhy Air60 V2、そしてLofree Flowに辿り着きました。Lofree Flowの打鍵感は画期的過ぎて、ゲームチェンジャーと呼ばれるのも納得です。

そんなLofree Flowの衝撃が再来したかのような、またまた打鍵感が素晴らしすぎるロープロファイルメカニカルキーボードが登場しました。それが「IQUNIX MQ80」です。

目次

充実した内部構造が特徴

キーボードの打鍵感は、キースイッチだけでなく内部構造でも良し悪しが決まります。

MQ80は、あのLofree Flowよりも内部にぎっしりと静音シートが入っているようです。全身アルミニウム、ガスケットマウントを採用しているところは共通。

ロープロファイルのキーボードでこれだけの素材が詰まっているのだから、打鍵感への期待が高まるというものです。

また、MQ80の重さは1180g(Lofree Flowは594g)。手で持ったときの重厚感は段違い。

それゆえに、MQ80はタイピングした時の安定感が強く、打鍵音にノイズが乗りづらいです。ただし、持ち運ぶのは困難な重さなので、自宅用キーボードとして使うのがちょうどいいでしょう。

IQUNIX MQ80を使った感想

軽快でありつつ安定感もある打鍵感が素晴らしい

とにかくスムーズかつ軽快な打鍵感です。搭載されているキースイッチは「Kailh POM Gold Red Switches」。荷重が40gfなので、とても軽やかにタイピングできるキースイッチです。それでいて安定感もあり、ただ軽いだけじゃなく「ちょうどいい重み」も感じられます。

公式HPから引用:https://iqunix.com/products/mq80-aluminum-low-profile-mechanical-keyboard?srsltid=AfmBOorrGmrUgsJuA4bfdckCBA8y-B2k0Gk23Ch3RZkBVt0J_aGEkrhE

キースイッチの音も心地よく、程よく響いてくれるのがポイントです。アルミニウムボディの堅牢感や、内部構造の厚みもあってか、絶妙な打鍵感を生み出しています。

ロープロファイルキーボードでここまでの音を出せるのって、なかなか珍しいのではないでしょうか。

YAMA

ぜひとも体験してみて欲しい打鍵感です。

ちなみに、ホットスワップ対応で、LofreeのキースイッチやChocV2に対応しています。

Lofree Flowよりも軽やかにタイピングできる

私が使っているLofree Flowは、別売りのキースイッチである「Spector Switch」を着けています。Flowの方がカチカチ感は強めで、固めの打鍵感が特徴です。

一方で、MQ80の方が軽快かつ滑らか。Lofree Flowは長文を打っていると、たまに指が引っかかるような感覚はありましたが、MQ80には全く感じられません。この時点でMQ80の方が好きですね。

試しにLofree FlowとMQ80を強めに叩いてみましたが、MQ80の方が反響しづらい音だと思います。タイピング音がうるさいというよりは、心地良さを感じられるはずです。

キーキャップを変えたらもっと良くなった

ちなみに、キーキャップを外して「Oblivion」に付け替えました。デフォルトのキーキャップは若干押しづらい。キーキャップの背が低いからかもしれないです。

そこで衝動買いしたOblivionキーキャップを着けてみたら見事にマッチしており、打鍵感も改善しました。より押しやすく、ロープロファイルとノーマルプロファイルの中間的な押し心地になった感覚です。

全体が黒色じゃなくなったのは少し寂しいと思いつつ、こっちの方がおしゃれにも感じます。

仕様やキーカスタマイズの注意点も

LofreeやNuPhyみたいに物理スイッチがないので、電源のONとOFFは「Fn+Esc」キーを3秒長押ししないといけません。

YAMA

Bluetooth接続で使うときに電源を管理するのが面倒くさいので、有線接続にしています。

点けっぱなしでもバッテリーが急激に落ちるわけではない(バッテリー持ちは約350時間)ですが、気持ち的に使いづらいと感じる仕様です。

また、VIAによるキーカスタマイズには対応しているものの、AnyキーやMOD-TAPには非対応です。

AnyキーやMOD-TAPに対応していれば、複数キーの組み合わせをワンボタンで実行できるので、使いこなせると便利なんですよね。

YAMA

普段からキーマッピングにこだわる人は、ちょっと残念に思うかもしれません。

とはいえ、キー数が少ないキーボードには必須と言える機能であって、MQ80にはそこまで必要ないっちゃない。あると便利ではありますが。

もう一つ注意点ですが、WindowsとMacのレイアウトを切り替えるには「Fn+Tab」を5秒長押ししないといけません。

公式サイトと付属のマニュアルを見ると、「Fn+Tab」を同時押しするだけの説明になっていました。正確には5秒長押しです。

引用:mq80-user-guide
YAMA

同社のMagi65というキーボードが「Fn+Tab」の5秒長押しでOS切り替えなので、もしかしたらと思ったらMQ80も同じ仕様でした。

不満はあれど、とにかくタイピングしたくなる

NuPhyやKeychronのキーボードを使い慣れている人だと、キーマッピングや電源周りの仕様に不満を感じるかもしれません。ロープロファイルなのに持ち運びづらいのもネックです。

それでも使いたくなるほど、とにかく打鍵感が良い。

YAMA

これまで色んなロープロファイルキーボードを使ってきましたが、私の中では最高と言える打鍵感です。

ロープロファイルで極上のタイピング体験をしたいなら、MQ80が最適ですね。既にLofree Flowを使っている人でも、唸るような打鍵感だと言えます。

ちなみに、技適取得済みなので国内でも無線接続が可能です。

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