9月8日〜14日にチェックした新製品情報をまとめました。「買うか分からないけど、ちょっと気になるな~」と思える製品が多め。特に最新のUMPCに注目です。
今週の気になる最新ガジェット情報4選
OneXPlayer X1 Air

OneXPlayer X1 Air | |
ディスプレイサイズ | 10.95インチ |
ディスプレイ種類 | LTPS(10点マルチタッチ対応) |
ディスプレイ解像度 | 2560×1600 |
リフレッシュレート | 120Hz |
CPU | Core Ultra 5 228V/Ultra 7 258V |
メモリ | 32GB(LPDDR5X 8533MHz) |
ストレージ | 512GB/1TB/2TB |
外部ストレージ | microSD (最大2TB) |
USB | USB4×2、USB-A 3.2×1 |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 252×163.5×13.5mm |
重量 | 892g(コントローラー込み) |
バッテリー | 72.77Wh |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
Wi-Fi | Wi-Fi7 |
価格 | 1,099ドル |
発売日 | 2025年9月25日 |
X1 Airは前作「OneXPlayer X1」の後継機に当たるモデルです。主な違いは下記の通り。
- バッテリー容量が増加
- キックスタンドが内蔵化
- OCuLinkポートを廃止してmini SSDスロットを搭載
CPUはIntel Core Ultraシリーズの最新プロセッサを使用。前モデルにもCore Ultraを採用していましたが、パフォーマンスの評価は低かったようです。今回はどうなのか気になりますね。
そして、キックスタンドが内蔵化され、どこでも自立できるようになったこと。前モデルは専用カバーを付けないとスタンドを出せなかったので、意外とありがたい改良ポイントだと思います。
さらに、大きな要素としてmini SSDスロットを搭載。mini SSDって何ぞや?と思って調べてみたら、どうやら最近登場した最新規格のSSDのようです。サイズはmicro SDカードと同じくらいの模様。それでいて読み取り速度は3718.99MB/sほど出せるらしく、小さいのにちゃんと速い。
ちなみに、X1 Airはコントローラー込みで重さ892gと、そんなに軽量化していないような。X1だと本体789gでコントローラーが125g、合わせて914gでした。
X1 Airという名前からして軽量化しているのかと思いきや、そうでもないのはちょっと残念です。実機を触ってみれば、印象が変わるかもしれませんが。

そもそもOneXPlayer X1が発売したときから、ゲームができるタブレットPCに憧れていました。サイズのバランスが良いので、単体でも作業用PCとして使えるのは魅力的ですね。X1 Airで内蔵キックスタンドが付いたことでデザイン性も良くなり、これなら使ってみたいですね。日本での発売は未定です。
GPD MicroPC 2

GPD MicroPC 2 | |
ディスプレイサイズ | 7インチ |
ディスプレイ解像度 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 60Hz |
本体サイズ(高さ×幅×厚さ) | 171.2×110.8×23.5mm |
重さ | 500g |
CPU | Core i3-N300 |
メモリ | 16GB(LPDDR5 4800 MTs) |
ストレージ | 512GB/1TB/2TB/4TB |
microSDカード | 対応 |
Bluetooth | Bluetooth5.2 |
Wi-Fi | Wi-Fi6 |
インターフェース | USB Type-C(USB3.2 Gen2)×2、USB Type-A(USB3.2 Gen2)×2、HDMI2.1、RJ45、3.5mmヘッドホンジャック |
バッテリー | 27.5Wh |
OS | Android14 |
価格 | 98,000円(税込) |
7インチの小さいサイズ、重さ500gの軽量デザインが特徴的なUMPCです。処理性能がまあまあですが、10万円切りの価格なのが魅力ですね。ハイエンドが必要なくて、価格を抑えたモデルのUMPCが欲しい人にピッタリでしょう。
インターフェースにはUSB-CとUSB-Aポートが2つずつ、しかもHDMIポートも付いている。まるで持ち運べるミニPCと言えるほど、スペックが充実していますね。
単体で作業するのは難しそうな画面サイズですが、最近はXreal One ProとかARグラスの進化が進んでいるので、組み合わせて使えば最強の作業環境を作れそう。

最近はSNSでUMPCとARグラスを使っている人を見かけるので、新しい作業環境の形になりそうですね。
UGREEN NASync DH2300

- 初心者向けのNAS
- RK3576 CPU+4GBメモリを搭載
- 最大60TB対応
- HDMI 2.0搭載
- 価格が32,880円(税込)
UGREENのNASと言えば、少し前にクラウドファンディングで話題になっていました。今回の新モデルは、初心者でも扱いやすく、お求めやすい価格です。私もNASは気になっていましたが、「5万円以上出すほどではないなあ」と思っていました。
しかし、DH2300は3万円台と比較的安い価格なので、ちょっと気になります。NASがあればGoogleドライブとかサブスクのクラウドストレージに依存しなくて済むのがメリットです。設定は面倒そうですが、自前のクラウドストレージが手に入るなら使ってみる価値はありそう。
HAGiBiS Mini Monitor USB-C Docking Station

たまたまSNSで見かけた、モニター付きのドッキングステーションです。主なスペックは下記。
- 3.5インチのIPSミニモニター
- USB-C×1、USB-A×2、SDスロット、3.5mmオーディオジャック
- 転送速度は5Gbps
なにより、ミニPC的なデザインでありながら、ドッキングステーションとして使えるのが面白いですね。ディスプレイが3.5インチなので小さすぎますが、音楽プレーヤーにしたり、CPU温度をモニタリングするモニターとして使ったり、小さな役割として機能できるでしょう。

シンプルにデザインが可愛いので、インテリアとしても飾りたくなります。
まとめ:ARグラス買ったらGPD MicroPC 2欲しい
今回紹介した中だと、GPD MicroPC 2が一番気になります。500gの軽さは魅力としか言えない。ARグラスを買ったら、合わせて使う未来が見える…
OneXPlayer X1 Airも欲しいですが、おそらく日本で発売したとしても価格は高いんだろうなと思います。ロマンは感じますが、ゲームをするときの使用感はどうなんだろう?と疑問に感じます。10.95インチは大きいですからね。